ダイアリー

メモがてら。まにうけないでな。全て適当な愚痴なんですわ。
 
最近、ローグライトとかの新作が結構多い気がする。インディーゲーでは結構人気のジャンルなんかな、俺がそういうのしか見えてない説は存分にあるけど、Risk of Rain初代と続編にしかり、Enter the GungeonとかDungreedとかうんたらかんたらにしかり結構多いし結構話題になっているようなきもする。
 
でもなんかそのジャンルの定義が曖昧になってるような気もしなくもない。多分ローグライトやDead Cellsで用いられてるローグヴァニアの「ローグ」はローグライクから来ていて、そのローグライクのローグも元はゲームの「Rogue」から来ているという感じであったはず。
 
ローグライクゲームとは、基本的には
  • ランダム生成のダンジョンを攻略
  • 恒久的な死(英語ではパーマデス(permadeath)っていったりする、死んで残るのはプレイヤー自身の知識のみ)
  • ターン制
  • ハクスラ要素
  • うんたらかんたら
がだいたい満たされてるのが当てはまるやつ。ていうか、定義っていうのがちゃんとベルリン解釈っていうので決定されてあるのに驚いたよ。

Berlin Interpretation - RogueBasin

 

まあ、そんな感じの要素を引き継ぎつつアクションゲームにしたり戦略ゲームにしたりしてるのがローグライトというものだと解釈しています。ローグライト系はランダム生成なのは結構多いイメージやけど、パーマデスじゃなかったり(実績解除で新キャラ解放とか、アイテム解放等がある)、ターン制じゃなかったり等、カジュアル寄りにしてウケを狙いに行っているジャンルですね。よね?
基本概念(死がある程度重い・ランダムダンジョン・ハクスラの3つが結構共通してる)は似てるけど、ゲームとしては違うジャンルのゲームって感じでしょうか。良くわかりません。

 
とにかく、ローグライクとローグライトは結構別ゲー。なのでローグライトを先に知っていて、そこからローグライクのゲームに触れると多分難易度の高さに辟易するんじゃなかろうか。俺はローグライクを先にやってたけどだめです(半ギレ)
ていうか、不思議のダンジョンを出すときも結構苦労した話もあるので、ローグライクは絶対万人受けする難易度のやつではない。かといって課金して強くなるととたんに面白くなくなるので、ソシャゲ向けでもない。なんて扱いにくいジャンルなんだ。
 
なので、そのへんの解釈違いでプレイヤーが想像していたゲームと違う、とか、想像より難易度が高すぎる!ということになっているんじゃないかなぁと思います。ローグライク寄りのローグライトゲームを作っている場合と、万人受けを狙ってゆるくしたローグライトゲームの難易度の差は結構あるので、開発者がローグライク側を想定して作っているとゆるめのローグライト系と勘違いして触ったプレイヤーがあかん!ってなり、オススメしませんになる可能性もあるということで、それはどちらもアンハッピーですよね。
 
最近はやっているEscape From Tarkovも、配信者の楽しいファーム・敵を倒して気持ちよく漁っているプレイを見て買ったら実際はあまりにも金策が厳しすぎる… 初心者は上級者に蹂躙されてしまう…等の理由で返金を考えているプレイヤーもwikiとか見てたらいました。返金は残念ながらできないそうですが…。
まあ、この例はもはやジャンルの定義関係ないんですけど、Tarkovってこう考えるとMMO+FPS+ローグライトですね。やったことないんすけど。
 
まあ、Tarkovはあまりにもハードコアですよ。普通のFPSと比較しても挙動がもっさリアル。そして何より数発食らったら死で、集めたアイテムや持ち込んだアイテムはほとんどロスト。この辺は購入前ユーザーも把握しているでしょう。

「ローグライト」はあくまで「ローグライク」の要素が入っていたらとりあえず「ローグライト」なので、どの程度「ローグライク」並に難易度が高いかはやってみないと分からないんですよね。たとえば、死んでも倉庫があって、そこから貴重なアイテムを再度持ち込んでいけるとか、新キャラ・新武器の解放があって攻略が楽になるとか…。それらが一切ないガチガチの「ローグライク」系「ローグライト」なら、これはもうやべえですよ。
まあ、そのぐらいやばいなら流石にストアページに詳細が書いてあるでしょうが、細かい難易度設定とかは誰かが買って、難易度についてレビューを待たないと判断できないところもあります。実際、開発者とプレイヤーの難易度の感じ方は結構異なるはずなので。まあテスターを雇うなりしてテストプレイはしてるんでしょうけれども、インディーゲーはそういうのちゃんとやってるんかな。よくわからない。
 
なので、ローグライトというジャンル自体には気をつけよう!という話です。俺は、ローグライトは基本的にNoita並に難易度が高いと思っていますが、もしかしたらRisk of RainやCrypt of the Necrodancerみたいにやっていれば無双できるレベルになるジャンルだと認識している人もいるかも知れません。実際、Noitaもそうかもしれません。
なので、プレイヤー1人1人が求めている難易度がバラバラなのが問題ですよね。ローグライトゲームを作る人って、大変だなぁ(小並感)
自分の求めている難易度をちゃんと理解して購入するのも大事だし、開発側も難易度のオプションを設けたりして幅を持たせるなど、工夫しないといけなかったりするんですよね。多分。(Noitaにはない)
 
ローグライクローグライクで、不思議のダンジョンは持ち込みができる倉庫があるとかで地味に少しやさしいローグライクやったりするんですが、まあ結構ローグライクなので不思議のダンジョンとか倉庫があったりするのもローグライクでいいみたいですね。
 
とにかく、ローグライクの定義が少し幅が広すぎるせいで、ローグライトのゲーム性の認識もちょっと広くなってしまって大変ですね。という話でしたわ。